【初めての親子交流会を開きました】
いつもそら空のブログを読んで下さり、
誠にありがとうございます。
3月20日(水)春分の日に親子交流会を開催いたしました。
天候は生憎の雨だったため、『虹のかけはし(社会福祉法人)八尾市立障害者総合福祉センター』様をご利用させていただきました。
虹のかけはしさんってどんなところ?
本来ならアクトランド八尾にて、デイキャンプを予定していただのですが…残念です。
アクトランド八尾について
カレー作り
職員と親御様、お子たちでカレー作りをしました。子供用の包丁なので、意外と固い…。
それでも、頑張って切ってくれました。
「お鍋熱いから気を付けてね~。」
少し怖がりながら、ひき肉も炒めてくれました。
煮込む間は、自由時間。
20~30分の間、お腹を空かせるぞ!!
ボール遊びをしたり、鬼ごっこをしたり、
それぞれやりたいことをして過ごしました。
カレーが完成
「カレーができました!」
職員の声と共に、昼食の合図。
なぜだかこの日は、みんなおもちゃを片付けるのが早かったです。
そら空では、なかなかおもちゃを片付けないお子も、シュパシュパ!!と機敏に動いて片付けてくれました。
そして、順番に手を洗い、待ちに待ったカレーライスの時間です。
食いしん坊なH君…
一番初めに座ったのに、みんなが揃うまで頂きますができず…
悲しくてカレーをひっくり返すこと2回。
わかる…わかります。
早く頑張ったのに、ご飯にありつけない悲しみ。
皆も早くしてよ~!!!ってなりますよね。
少し拗ねていましたが、機嫌が戻ったところで完食!
みんな美味しそうに残さず食べてくれました。
親の会
発達障害という”グレーゾーン”な部分ですが、世間では少しずつ認知されてきていますが、まだまだ浸透していない問題が多いです。
・相談する人がいない
・同じ境遇の人との繋がりがなかなか持てない
・共感してくれる人がいない
など、孤独との戦いになるケースが多いです。
そういったことを解消するために、親子交流会を開いたのが目的です。
『自分の子供は、○○~がある。』
『こんな時はどうしたらいいのか?』
理解や経験があるからこそ、助け合い、アドバイスができます。
そら空は、児童発達支援・放課後等デイサービスとして、
お子たちを預かり療育を行うと同時に、親御さんの悩みや不安を解消するのも1つの役目だと思っています。
レクリエーション
自己紹介も兼ねて、親御さんから自分の子供の良いところを発表。
お子たちそれぞれに良い部分があり、それも『個性』ですよね。
『食い意地が~。』って、裏を返せば、良く食べる元気な子。
『落ち着きがない~。』も、元気が有り余っている活発な子。
言葉をマイナスに受け取るか、プラスと捉えるかが重要で、それは受け取る人次第でもあります。
悪い部分は目立ちやすく目に付きますが、それよりも良い部分を探すこと。
良い部分を探し褒めて伸ばすことが大切だと思っています。
さて残りのレクリエーションも終え、最後の最後は…至福のおやつタイムです。
駄菓子の詰め合わせセットではありますが、みんな美味しそうに食べていました。
こうして交流会を開くことができたこと、
親御さん同士の繋がりを築けたこと、
皆様のお話を聞けたこと、バタバタの交流でしたが開催してよかったと思っています。
次は、デイキャンプしたいな~。
今後とも、そら空をよろしくお願いいたします。
【お子たちの成長を感じました】
いつもそら空のブログを読んで下さり、
誠にありがとうございます。
先日、天皇誕生日の祝日に”亀の瀬トンネル”へ行ってきました。
当日は生憎の雨でしたが、着く頃には小雨になっており一安心。
山の中だったため寒いかな?と思っていましたが、意外にもトンネルの中は温かくて驚きました。
お楽しみのプロジェクトマッピングは…?
雨が滴る映像だったり、桜が吹雪いたり、森の中を散策する映画など、とても綺麗で幻想的なものばかり。
汽車が右から左へ行くシーンでは、お子たちも『でんしゃ~!』と言って反応を示していました。
プロジェクトマッピングの上映時間は15分でしたが、集中してみていたからか…15分経ったとは思えないくらい充実した時間でした。
お子たちも帰りの車の中では、寝る子が続出!!
初めての体験で疲れたんでしょうね~。
帰ってきてからは、おやつをもりもり食べて元気いっぱい遊んでいました。
ありがとうが言えた
プロジェクトマッピングの続きですが、帰りの送りの時です。
年中さんの女の子に今日のプロジェクトマッピングどうだった?って聞いたんです。
そしたら…「すごく楽しかった!」と嬉しそうな顔で返事をしてくれました。
いつもならこれで会話が一旦終わるのですが、続けて…
「連れて行ってくれてありがとう。」
こんな言葉を返してくれたのです。
これには本当に感激でした。
実は、この女の子…
数日前に違う成長がみられました。
お帰りの時間になって帰る用意をするように促していても、帰る用意をしないことが度々あったのです。
数日前も、帰る用意をしないため職員から注意をされていたのですが…
「○○先生嫌い!」と言い、ぶーっと唾を吐いていたのです。
その後も、「○○先生が運転するの?○○先生運転しないで!」というので、
「○○先生は、他の子も送っていかないといけないから、嫌なら○○ちゃんが降りたらいいんじゃない?」
と言ったそうです。
すると女の子は、「○○先生のこと、もう知らんぷりするもんね!!」と言ったそうです。
知らんぷりするといったそばから、女の子はすぐに○○先生へ話かけましたが、○○先生は返事をしませんでした。(意図的に返事をしなかったそうです。)
その後、○○先生は女の子に言いました。
「○○ちゃんが知らんぷりするといったから、○○先生も○○ちゃんを知らんぷりするね。」
女の子の反応を見るように、すこし間をあけ…
「○○ちゃん…○○先生は知らんぷりすると言われて悲しかった…。」と告げたそうです。
こんなことを言っても、○○ちゃんはいつも謝りもせず拗ねることが多いのですが、この日は違いました。
○○先生の言葉を聞いたあとすぐに…「ごめんなさい…。」
自分からごめんねを言ってくれたのです。
当事者だった職員もかなり驚いていました!
4歳児にもなると、”心が成長”していく時期となります。
人によって成長の度合いは違いますが、自発性・意欲・協調性・自己コントロールカ・ 我慢する力・競争心・ 人に対する思いやり・・・・・・ などが成長する大切な時期です。
今回の女の子も、4歳児なりたての頃と比べると様々な部分で成長がみられました。
先程の「ごめんなさい」も、心の成長から相手の感情を読み取り『○○先生は悲しかったんだ…』ということを自分なりに理解した結果だと思っています。
プロジェクトマッピングに連れて行ったことに対して「ありがとう。」と言えたのは、自発性の成長ですよね。
人の成長って、急激に大きく変化しないことの方が多いです。
ですが、毎日観察していると少しずつの変化が見て取れますし、長い目でみると今回のような成長を感じることができます。
本当にコツコツと少しずつ積み上げていくのが、子育てであり、教育、療育の土台なんだと私は思います。
100人いれば100人の成長の方法があります。
その子に合ったオーダーメイドな方法で、これからもお子たちと向き合っていきますのでよろしくお願いいたします。
想像力・感性の発達に『絵本』
2年目に入ってからは、徐々にお子たちが増えてきました。
そ大人になれば、悲しい・寂しい・楽しい・嬉しいという感情がどんな状態か理解することができます。
一方、幼児は言葉も知らないため言葉の意味もわかりません。
「○○ちゃんは、かなしくて泣いています。」という言葉には、泣いている絵が描いてある。
「○○は怒ったぞ~!!」の場面だと、怒った顔の絵が描かれていますよね。
こうして初めは絵本から言葉や感情を学び、徐々に理解を得ていきます。
お子さんの成長のためにも、是非!絵本を読んであげてください。
そして、母親だけでなく父親が読むことで違う刺激が得られるため、お父様も是非読み聞かせてあげてください。
【そら空は2周年を迎えました】
誠にありがとうございます。
2024年1月17日付けで、
児童発達支援・放課後等デイサービスそら空は、
2周年を迎えることができました。
これも、関わってくださる皆様のお陰です。
この場をお借りして感謝の気持ちを申し上げます。
苦悩の1年目
今ほどお子たちも多くなく、数人のお子たちがご利用頂いている状況でした。
開所したからといって、すぐに軌道に乗るとは思っていません。
それなりに覚悟を決めて発進しましたが、税理士の先生から「このままなら、辞めたほうがいいですよ。」と言われ、余裕のない日々を過ごしていました。
(税理士の先生は、今でも良きパートナーです。)
そんなこんなで、1年目は…1周年さえも感じることができない切羽詰まった状況だったのを覚えています。
谷を登った2年目
それと同時に、職員も増えいい人に巡り合えたと実感しています。
事業を波に乗せるためには、辛抱強く行動し続けることが必要であることに気付きました。
(まだ、波に乗っているか…わかりませんが。)
そら空という場所が”信頼できる・安心できる”ことが一番重要であり、その信頼も”1日や1か月”では簡単に築くができないこと。
日々コツコツと丁寧に積み重ねていくことが大切なんですね。
その甲斐があり、現在は10名を超えるお子たちがそら空に来てくれています。
本当にありがたいことです。
2周年を迎えて
嬉しいことに、お祝いのお花を頂きました。
(赤い大きな花は、ダリアらしいです。)
1周年が余裕のない日々を送っていただけに…もう感動です。
『あっ!ついに2年目を終えたんだ…。』
『やっと、ここまで来たんだ!』
1年目の記憶が頭の中をグルグルと回り、色々な日々があったのを思い出しました。
今年は、3年目。
これまで通り親御様に寄り添いながら、お子たちの発達支援・成長に伴走していきます。
そら空は、まだまだ完成ではありません。
職員と意見を出し合い、親御様のご要望をヒアリングし、よりよい事業所、居場所としてサービスをご提供できるように成長していきます!
今後とも、児童発達支援・放課後等デイサービスそら空をよろしくお願いいたします。
【年末のご挨拶】
2023年を振り返って
なんとか、一年を乗り越えることができたな~と、思いつつ。
色々なことを振り返り思い出しています。
数人から十数人へ
今年の初め、開所して1年が経ちました。
子供の数は…数人。このままでは、継続することができないのでは?そんな言葉が頭をよぎったことも…。
それでも、3月4月くらいから徐々にお子達が増え始め、それに伴い良い職員ともご縁を頂き、今年もなんとか乗り越えることができた!と、感謝の気持ちでいっぱいです。
1年の変化
・色々なことができるようになった
・話せる言葉が増えた
・自己表現ができるようになった…など
療育による変化は勿論ですが、一番大きな変化は…”見た目”かな~と思います。
今でも可愛らしい見た目ですが、一年前と比べるとお兄ちゃん、お姉ちゃんの顔になったな~と思います。
外見だけでなく、内面的な変化、お子達の成長に携わることができていることは本当に嬉しいです。
常に、療育とはなにか?この子にはどんな療育が必要か?どんな接し方がいいのか?手探りの部分もあります。療育だけでなく、教育、子育てに”正解はない”。
その子に合った療育をオーダーメイドする思いで職員と知恵を絞り、これかもお子達の成長に携わっていきます。
食育とシェア畑
春にイチゴとスナップエンドウを収穫。
夏には、ミニトマトときゅうり、ナスとオクラを。
秋口には、里芋と大根の収穫をしました。
シェア畑を借りて作物を育ててよかったと思うのは
・野菜の育て方を知る
・収穫する楽しさを知る
・畑でやってはいけないルールを知る
あとは、普段食べている野菜には葉っぱがあり、葉っぱの手触りを確かめたり触れ合いから学ぶこともありました。
きゅうりとナスの葉っぱは、「ざらざら~!」
ミニトマトは、「ツルツルしてる~!」
など、見て触れ合うことで”知る”を経験できた有意義なプログラムになりました。
たくさんの課外プログラム
そら空の空間だけでは物足りなさもあるため、長期休暇のタイミングでドリーム21を利用することに。
そら空の10倍?20倍?はある広い遊び場に、お子達は大はしゃぎ!!
3階建てのジャングルジムに、大きな大きなボールプール。
何度もすべり台を滑ったり、あっちへこっちへと走り回るお子達。
親御様が用意してくれたお弁当を食べて、帰りの車では寝る子が続出。
全力で遊び、全力で寝て、また遊ぶ。子供って、本当に元気で、その姿にいつも力を貰っています。
来年は、どんなところに行こうかな?今年とは違う場所に行ってみようと検討中。
できるだけ多くの課外活動をして、たくさんの経験から色々な学びを得て欲しいと考えています。
人気のプログラム
勿論、プログラムなので療育の面での狙いなどもありますが、クッキングそのものを楽しんで欲しい!と思い、継続的に実施しております。
そもそもクッキングって、料理と違い決まった分量や順番がありますよね!?
その分量や順番を守らないと、うまく膨らまなかったりするため、ルールを守る、決められた分量を守るなどの狙いがあります。
職員の話を理解する、話を聞く・待つなども必要ですし、他の子供が作業している順番を待つことも大切な社会性です。他に興味を示さない子でも、クッキングであれば興味を示し活発に参加してくれる子供もいます。
まずは、できることから療育をはじめ、徐々に他のプログラムにも興味を持たせてあげるなど、そら空に来ることをまずは楽しんで欲しいと思っています。
2023年を振り返って
決して順風満帆ではなかったです…。「はぁ~、もう…どうしよう。」って思うことが、何度もありました。
それでも、そら空を必要としてくださるお子達のため、親御様と寄り添いたい、一緒に成長を見守りたいと思い、ここまでやってこれました。
これも、職員や支えてくださる皆様のお陰です。
この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
2023年は、たくさんの親御様とお話をした年でもありました。
私自身、発達障害の子供を育ててきた経験から、同じ悩みを持つ親御様に寄り添っていくためにそら空を開所しました。
少しづつではありますが、世間的にも発達障害が認知されてきましたが、まだまだ肩身の狭い想いをしています。
相談する人がおらず、一人で抱え込んでいる。
どこに相談すればいいのかわからない。
子供とどう接していいのか悩んでいる。
これから小学校や大人になるのが不安に感じている。
色々なお話をお伺いすることで、見えた課題もありました。
療育は、お子達のサポートだけでなく、親御様への寄り添いも大切なこと。
皆さんから頂いたリアルな声を、今後の活動に生かしていきたいと思っております。
どんなことでも構いません。
少しの疑問や不安でも、親身になってお話をお伺いいたしますので、是非お気軽にご連絡ください。
まだまだ不慣れで至らない部分もございますが、皆様と一緒に成長しながらお子達の療育に取り組んでいきます。
2024年もそら空をよろしくお願いいたします。
10月の取り組み~後編
【縦のつながりが生まれてきました】
それに対して、仲間や友達との繋がりを「横の関係」と言います。
縦の繋がりは、伝える、教えると言った「伝承の繋がり」を意味し、横の繋がりは、目的・情報・ルールなどの「共有」が重要になると言われています。
横のつながりには、「他者と意思疎通することが出来る言葉」や、「他者と一緒に遊ぶ遊び」や、「他者と一緒に遊ぶことを喜ぶ感情」といった、縦のつながりで得たものがベースになっているため、縦の繋がりを形成することが難しい子(幼少期に一人遊びが多い子)は、他者との共有を身に付けることが出来なくなってしまうため、横の繋がりを作ることが困難になります。
こうした繋がりを作るために、SST(ソーシャルスキルトレーニング”社会生活技能訓練”)と言った、さまざまなプログラムを通して対人関係など社会生活に必要なスキルを学んでいく支援を行います。
一緒に遊びたい場合は、『まーぜーてー』と声をかける。
おもちゃを貸して欲しい時は、『かーしーてー』も同じですね。
こういった行動には、”自分の気持ちを伝える”ことが必要で、気持ちを伝えるためには、言葉を話せることが重要になってきます。
うまく言葉を話すことができずに、自傷行為を行ったり、暴力行為を行う場合もあります。
実際に、そら空でも自傷行為を行う子供がいました。
自分の気持ちを伝えることができず、頭を壁や床に何度も打ち付けるのです。
今では、自傷行為もなくなり言葉もたくさん話すようになりました。
(絶賛、イヤイヤ期ですが…。)
その子供(未就学)が、つい先日…。
自ら絵本の読み聞かせをしたい!といい、みんなの前に出てきてくれました。
そら空では、15時のおやつの前に絵本の読み聞かせを行っています。
はじめこそ職員が読んでいましたが、最近は、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが読んでくれることが多くなってきています。
そんな姿をみてなのか…、真似をしたいと思ったのか…。
自ら読みたいという姿に成長を感じました。
実際に、文字を読むことは難しく職員が読んでいましたが、職員の声に続き声を出し、ページを一生懸命めくってくれました。
その姿…感動ですよね!!
こういった縦のつながりを学ぶことで、横の繋がりを身に付けていくことができるようになります。
何でも急にはできませんが、少しずつ、一歩ずつ、お子達の歩幅に合ったトレーニングを行い、自立へと繋がっていくように寄り添っていきますので、これからもよろしくお願いします。
お子さんだけでなく、親御様、特にお母さまのお悩みもお聞きしております。
子供にとって、母親との繋がりはとても大切です。
母親が不安だと、子供にも伝染し不安を感じてしまいます。
どんな些細なことでも構いませんので、お話くださいね。
10月の取り組み~前編
【ハロウィンパーティーを開催しました】
あっという間に1年が経つと思うと、月日の流れの早さを実感しています。
来年2024年1月には、2周年を迎えると思うと…感慨深いですよね。
これも関わって下さる皆様のお陰です。
さてさて、10月は運動会や修学旅行、参観などのイベントがあり、お疲れだったご家庭も多いのではないでしょうか。
そら空では、大きなイベントとしてハロウィンパーティーを開催しました。
ハロウィンとは?
ハロウィンの起源は、2000年以上昔の古代ケルト人までさかのぼり、古代ケルト人の宗教であるドルイド教では、10月31日に「サウィン祭」という1年の終わりである10月31日に収穫物を集めて盛大に行う、夏の終わりと冬の到来を告げるお祭りを行っていたそうです。10月31日は日本のお盆と同じように死後の世界との扉が開き、ご先祖様の霊が家族に会いに現世へ戻って来る日と考えられていました。
しかし、ハロウィンでは、悪霊や悪さをする精霊なども一緒に現世に来てしまい、子どもを攫ったり人の魂を取ったりするともいわれていたため、仮面を被ったり化粧をしたり、魔除けの焚き火を焚いたりして、悪さをする悪霊や精霊を驚かせて追い払っていたとされています。
この風習がもとになり、ハロウィンの日に仮装する文化が生まれたそうです。
トリックオアトリート!!
ハロウィンでは、魔女やおばけに仮装した子どもたちが、日没後に近所の家を訪問して「トリック・オア・トリート!(Trick or Treat!)」と唱えている風景が有名ですよね!
トリック・オア・トリートとは、日本語に訳すと「お菓子をくれないといたずらするぞ!」という意味になり、子どもに聞かれた大人は、「ハッピーハロウィン」と答えて、お菓子をあげるのが一般的ですが…。
そら空では、お菓子釣りを開催しました。
プログラムの一環として、かぼちゃのカタチをしたおやつを入れるカゴを制作。
カゴの部分は、紙コップ…だったため、おやつが入りきらずに溢れ出ている子もいるくらい、白熱したお菓子釣りになりました!
(みんなおやつになると、目の色を変えて真剣勝負してました…笑)
最後は、二階に上がり大きな声で「トリック・オア・トリート!!」
元は海外の文化ですが、文化や風習を学ぶことの大切さを、楽しみながら知ることで、後世に伝えていって欲しいですね。
療育ってなんだろう?
【療育のカタチを考える】
色々な子供たちと関わっていくうちに『療育』ってなんだろう?と考えさせれました。
また、日常生活をスムーズに行うための支援や遊びを通したコミュニケーション能力の向上、運動機能の向上、認知能力の向上のために、プログラムを行っています。
ただ、プログラムをこなすことだけが療育ではないと考えています。
人として、人だからこそ、もっと大切なことがある。
私なりの療育のカタチを書いてみました。
居場所づくり
療育を通して自立のために支援を行いますが、自立するためには子供たちが『来たい!行きたい!』と思える場所にする必要があります。放課後等デイサービスへ来たけれど…
・行きたくない
・楽しくない
そんな思いを抱えていると、心の面でも良くありません。
それは大人でも同じことが言えると思いませんか?
何か新しいことをはじめるにしても、楽しい気持ちがなければ続けようと思いません。
子供たちも同じように、そら空という場所に来たい!と思って貰えることが、一番大切なことだと私は思っています。
そんな想いで、子供たちの居場所づくりをしています。
認めてあげること
療育だけでなく、教育という観点からも認めるということはとても大切ですよね。近年でこそ、放課後等デイサービスが急増しましたが、まだまだスタンダードだとは言えません。
それこそ多様性を認める時代になってきましたが、放課後等デイサービスへ行くことを特別視されたり、通っていることを知られたくない…など、母子ともに不安を抱えているケースがあります。
周囲の心無い言葉に、心に大きな傷を負ってしまうケースもあります。
発達障害は『個性』という言葉がありますが、発達障害だからではなく、まずは一人の人として認めてあげることが大切です。
不安を抱えている子供ほど、自己肯定感が低い傾向があるため、小さなことから認めてあげる。
小さな出来た!を積み重ね、自分で自分を認めてあげられることが自立への一歩であると、私は思います。
そして、ひとりの人として認めているからこそ、時には叱ることもあります。
放課後等デイサービスだから!他人だから!ではなく、血の繋がりはないけれど、親子の関係のように接し、
叱り、褒め、愛情を注ぐ。
そうやって子供は、自分で自分を認められるようになる。
自立とは、自分を認めることなのです。
親御さんの支援と相談
私が放課後等デイサービスを開所しようと思ったのは、発達障がいを持つ子どもの親として私が、これまで培ってきた経験を同じ悩みを持つ保護者様と共有することで、お子様の課題と可能性を見つけ成長のサポートが、できればという想いで開所しました。
こちらに想いを綴っています
▶そら空開所の想い
自立支援は、子供の支援だけでなく親の理解と支援も必要です。
親が不安だと、子も不安になるように、親の精神面は、子供に大きく影響します。
なので、そら空では月に1回~(親御さんのご希望によって変わります。)面談を行い、子供の様子だけでなく、親御さんの不安や悩みについてもヒアリングしています。
多くの悩みは、発達障がいのことを相談できなかったり、そもそも相談する人・場所がない人もいらっしゃいます。孤独の中で抱え続けることは、心身ともに本当に辛いことです。(私も同じ経験をしました…。)
私と同じ経験や想いをして欲しくない!
そんな想いから、親御様の悩みやご相談をお聞きしております。
『相談してよかった~。』
『なんかスッキリしました。』
どんな些細なことでも構いませんので、いつでもお話してくださいね。
まだ開所して1年と9か月。
2024年の1月で開所2年を迎えます。
職員、地域や関係者の方々、お子達、親御様と一緒に成長し、地域に必要とされる居場所にしてきますので、今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
辛いこと、悲しいことがあったとき、空をみてみてください。
きっと、2匹のフクロウがあなたを見守ってくれています。
『こんなこと相談したい。』
『どんな場所なんだろう?』
ご相談や見学など、お気軽にご相談ください。
子供たちの成長を感じています
八尾市児童発達支援・放課後等デイサービスのそら空です。
今年の4月くらいから利用者様が増え色々なお子さんと関わる機会が増えました。
子供が増えた分、職員も増員しましたがいい人に恵まれていることを実感しております。
ここ最近ですが、親御様より『○○ちゃん、○○くんが変わりました!』
『成長しました!』と喜びの声を頂けることが増えました。
これは、本当に嬉しいことです。
帰る時間になってもなかなか帰る用意をしなかった子が、最近ではすんなり帰る用意をしてくれるようになったり。
今まで自分が一番下の年齢だったけど、更に下の子が入所したことでお姉ちゃんらしい素振りを見せるようになったり。
言葉がでず思いが伝わらないストレスから、自分を傷付けてしまう子が、少しずつ話せるようになったことで傷つけることがなくなったり。
子供の成長、変化のスピードに驚かされることばかりです。
そら空では、学校や保育園のように同じ年代の子供ばかりの関りでなく、幅広い年代の人と関わることが多く、そういった年齢差のある関りからも、社会性や協調性を学ぶことが出来ていると感じています。
私達職員だけが何かを教えたり、指導するのではなく、子どもたち同士の関りが相乗効果を生んでいることも多いです。
こうした光景を目の当たりにしていると、大人だけが何かを教えるのではなく、子供同士でも何かを学び教え合い、共に成長し合える関係があると実感しています。
逆に、子供たちから学ぶこともたくさんあり、日々いい刺激を貰っていることにも感謝です。
大人になるとどうしても”枠”に嵌めようとしてしまいがちです。
『~しなければならない。』
『~するべきだ!』など、これまでの経験が固定観念を創り上げてしまい、それを子供に押し付けてしまうケースも多くあります。
しかし、大人の当たり前が子供にとっては当たり前ではないということです。
子供はなんでも『これなんで~?』
『なんでなん?なんでこうなるん?』怒涛のなぜ?なぜ?を繰り返します。
それが、子供らしさというべきか、子供特有の好奇心であったり、学ぶ意欲だったりするのです。
こうした好奇心や意欲を、大人の”枠”に入れてしまうことは、子供の想像する機会を奪ってしまうことにも繋がります。
子供はもっと自由でいい。
自由に学び、自ら選択し、いい失敗も、いい経験もたくさんすることが大切なのです。
そのための環境を整えることが、私達大人の役目・役割ではないでしょうか?
変に私たちが『これはいい教育ですよ~!』
『これは絶対やりなさい~。』ってしたり言わなくても、子供は自分たちで理解して、子供なりに取捨選択しながらいい方向に成長していってくれるのです。
そんな力が子供たちには備わっているので、時には見守ることも教育・療育の観点で必要だと思っています。
開所して2年目ですが、お子達と一緒にそら空も成長していきますので、みなさま今後ともよろしくお願いいたします。
体験!経験!発見がいっぱいな夏休み
「あれもしたいな~。これもしたいな~。」頭の中で妄想ばかりが先行し、うまく計画を実行するまでがなかなか難しい。
それでも、毎日そら空ばかりでは飽きが来るかな?退屈じゃないかな?それよりも…もっと色々なことを体験させてあげたい。そんな気持ちで夏休みは色々な場所に行ってきました。
花園中央公園『ドリーム21』
外の公園だと、この猛暑…熱中症とか怖いでしょ?室内で遊具があって、尚且つ広いスペースがある場所ないかな?と探していたところ、ドリーム21を発見。
そら空からも車で30分くらいの距離で遠すぎず丁度いい。
しかも!なんと!利用料金が…大人も子供も100円と良心的!これは行くしかないですね。
ドリーム21のスポーツホールのびのびひろばの利用は、時間交代制でスケジュールが決まっています。
1枠45分ですが、45分で満足できる施設です。
そら空と同じくらいの大きさはあるボールプールに、マル・サンカク・シカクの穴が空いたトンネル。見上げると首が落っこちてしまうくらい高いジャングルジムと、ターザンになれちゃうターザンロープ。他にも幼児さんのゾーンや一輪車など、色々な遊具がありお子達は汗だくになって遊んでいました。
公園とは違う遊び方ができる場所って、あんまりないですよね。あってもお値段が…お高かったり、場所が狭かったり…ドリーム21は両方を満たすいい場所で本当に行ってよかったと思いました。
遊んだあとは、お弁当タイム。
子供たちのお弁当は…からあげ、ウインナー、玉子焼き、デザートが付いている子も!!
おこぼれを狙うハトに監視されながらも完食をして、帰りの車では遊び疲れて眠る子供もいました。
消防署に体験レッツゴー
消防署へお邪魔させていただきました。
いつも外からみている消防署の中に入るのは初めてです。
『こんな風になっているんだ~!!』と目をランランとさせるお子達。まず初めは、火災についてのお話です。
火災は、家の中にも潜んでいて
- コンセントのホコリから出火
- お鍋の空焚き
- 油が入ったお鍋を温めていたことを忘れる
もし火事になったとき…そら空で定期的に火災訓練でやった『おはしもち』を思い出して!!
お…押さない
は…走らない
し…喋らない
も…戻らない
ち…近づかない
ことが大切です。
あとは、消火器の使い方も学びました。
なんだか簡単そうにみえるけど…消火器の威力って意外と強くてなかなか狙ったところに噴射しなかったです。
最後に、消防隊の顔出しパネルで記念写真。
なんと運よく、出動要請がきたので消防車が出動するところをみることができました。
消防署の皆様、貴重なお時間ありがとうございました。
そして、いつも市民を守ってくださり感謝です。
いい湯だな~!あはは!温泉体験
今回は、小学生男子組だけで温泉へいってきました!
向かった温泉は東大阪某所。平日なのにお客様がいっぱいな人気の温泉です。
温泉って、自宅のお風呂と違い色々な人がきますよね。
温泉に入るのが日課な人、仕事の汗を流しに来る人、疲れを癒しにくる人など、自分だけではないので注意することもあります。
なので、温泉に入る前に職員とのお約束
大きな声を出さない
走らない
ひとりで行動しない
この3つを約束してから入りました。
特にひとりで行動しないが一番重要で、ほんの20㎝の浅瀬でも子供が溺れて水難事故になるケースもあるからです。浅いから大丈夫だろう、お風呂だから大丈夫だろうではなく、何があるかわからないからこそひとりで行動しない、させないことを守ることが必要です。
さてさて、温泉はどんな感じ?
3人のうち2人は温泉が初めて。真新しい景色に驚きながらも最初は露天風呂を選択…したけど、熱くて入れない!!ちょっとぬるめのお風呂を探しつつ、結局すべてのお風呂に入るという。
この日の変わり湯はレモン。
「先生~、レモンの味するの?」の質問に、「味はしないと思うけど、飲んだらあかんで?」と言うと、必死に香りをかいては「レモンの匂いしやん~。」って。
露天風呂がお気に入りの子もいれば、ジェットバスが好きな子、ぬるめが好きな子、それぞれ楽しめたようでよかったです。
そら空に戻ってから「お風呂どうだった~?」と聞かれて…3人とも「コーヒー牛乳が美味しかった!」ですって(笑)
お風呂上りに皆で飲んだコーヒー牛乳が、温泉の一番の思い出になったそうです。
確かに、私のちいさい頃もそうだったかも。
どこどこのお風呂がよかった!なんて思い出よりも、コーヒー牛乳が美味しかった!冷やし胡瓜が美味しかった!食べ物の印象の方が強く残っています。
温泉や銭湯へいく、コーヒー牛乳を飲むまでがワンセットですね。
また来年の夏休みも色々と企画をして、体験したり、経験したりできる場所、できることをしていきたいです。その為にも、たくさんの人の力と知恵をお借りし、支え支えられ保護者様、お子たちの成長をしっかりとサポートしていきますので、よろしくお願いいたします。
利用者・児童・子供たちが増えたこと
そら空を開所した当初、2022年1月には職員しかおらず利用者は0人だったのを覚えています。あれから…1年と6か月が経ち、現在では11名のお子様がそら空をご利用いただいている状況です。
さて、利用者(以下:子供やお子さんと記載)が増えたことでどんな変化があったでしょうか?今まで、職員対子供の1対1で過ごすことが多かったことが、子供対子供に変わり関わり方も変わってきました。
勿論、子供同士なのでうまくいくことばかりではありません。
おもちゃの取り合いをすることもあります。
思わず手が出てしまう場面もあります。
言葉や感情、自分の想いが伝わらない、伝えることができなかった結果…仕方のないことですし、誰もが通る道でもあります。
こうした集団行動から学びを得て子供は成長をしていくため、大人が事前に誘導することよりも『子供に経験してもらう』ことが大切だと考えています。
勿論、大怪我しそうな危険な場面があればすぐに駆けつけますが、そうならないために職員の指導も行っております。
集団でブロック遊びをする様子
児童発達支援や放課後等デイサービスは、あくまでも支援的な立場であり、当施設へ来たからといって、急激に子供が変わることはありません。
こうした成長の中に、親御様やご家庭、保育園や学校教育の大切さや日々の努力を感じています。
実際に、自分の思い通りにいかないことがあると自傷行為をしていた子供が、そら空を利用しはじめて徐々に自傷行為が減っていきました。
今は、保育園に通いながらそら空を利用いただいておりますが、保育園に通い始めたことで『カバンを片付ける、手を洗う』などの『規律(ルール)』を守り行動することへの理解が深まったように感じます。
避難訓練で小学校まで避難しました
当施設から徒歩10分ほどの距離にある小学校まで避難訓練をした時の様子です。
比較的自転車や車も通るため、安全の確保は必須になります。
半年前ほどにも実施しましたが
・手をつながない子
・走って逃げようとする子
・遊びだと勘違いする子
が、見受けられました。
しかし、今回の避難訓練ではそういった子供はおらず、逆に率先して学校まで歩く様子や車がくれば「くるまがきたよ~!!」と、教えてくれる子がいました。
たった半年の間ですが、子供の成長は早いな~と実感すると共に、大人が思うより子供は自分で考えていること、理解して行動できることを再確認できました。
まだまだ未熟な『そら空』ではありますが、子どもたち、職員、関係者の皆様と一緒に成長していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
そら空で人気のクッキングをご紹介
そら空では、毎週金曜日のプログラムに『クッキング』を行っております。
勿論、料理ですので、子供用の包丁やオーブン、ホットプレート、ミキサーなど、使い方を間違えたり、危険な行為をすれば大けがに繋がる道具もあります。
楽しさや達成感ばかりでなく、『やってはいけないこと』『どうして、危ないのか?』についても一緒に伝え、ケガなく楽しいクッキングを継続しております。
【オレオカップケーキ】
まずは、オレオをボールに入れて、めん棒で細かく砕きます。
次に、牛乳を入れ混ぜ合わせれば生地の完成!!
オーブンで5分ほど焼き上げれば、オレオカップケーキのできあがり!
【キャロットカップケーキ】
本物の人参を使った、カップケーキです。
人参の皮をピーラーで剥き、おろし器で擦りおろしていきます。
バターと牛乳、ホットケーキミックスを混ぜ合わせれば生地の完成です。
ピーラーとおろし器を使いましたが、使い方次第ではケガをする可能性もあるため、使用には十分注意が必要です。
はじめる前に『伝える』ことも大切ですが、その為には子供たちの『待つ・聞く』ことも必要になってきます。
ケガをして一番辛いのは、ケガをした本人です。
楽しい気持ちで終わるためにも、ケガをしないこと。
ケガをしないためには、正しい使い方をすること。
正しい使い方をするためには、お話を聞くこと。を引き続き伝えていきます。
【揚げないアメリカンドッグ!?】
揚げないアメリカンドッグ!?と聞いて、頭に?がたくさんでました…。
アメリカンドッグと言えば、コンビニで売られている物を想像しますよね?
でも、違います。
流石に油で揚げる!なんてことは、危険すぎるためできません。
なので、油で揚げずに『ホットプレートで焼くアメリカンドッグ』を作りました!
作り方は簡単。
ホットケーキを作る要領で、あとは小さく切った魚肉ソーセージを入れるだけ。
隠し味に『チーズ』を入れて生地を作りましたが…少なかったようです。
それでも、子供たちは美味しく召し上がってくれました!!
引き続き、美味しい!楽しい!クッキングを継続していきます!
入り口と2階の窓が可愛く変わりました
開所してから、ずっとやりたかったことが叶いました。
そら空は、フクロウのキャラクターの『まもる先生』と『みらいちゃん』がいつも見守ってくれています。
当所のコンセプトは、『トトロの森』をイメージして室内も緑の葉っぱの壁にし、トトロの時計も飾っています。
そんなこんなでご縁があり、やっと入り口部分も森にすることができました。
【入り口部分】
【下半分は透明】
そら空の前の畑に現れる”サギ”をいれました。
いつの間にか名前がついていて、名前は【キャサリン】です。
【2階の窓も変わりました】
2階の窓は元々変更する予定はなかったのですが、1Fが森なので、2階を空にしてフクロウを飛ばしたらどうだろう?と意見がでたので、2階部分もやっていただきました。
施設が休みのときは、1F部分はシャッターをおろすため、森が見えなくなりますが、2F部分はいつでも見えるので嬉しいですね。